- 取材場所:
- 森のようちえん まるたんぼう
- おなまえ:
- サキさんアヤカさんヒナさんリョウスケさんヒナコさん
8月4日に小中学生5名が「保育のおしごと体験してみた! しぜん保育探検編」として、鳥取県の智頭町にある「森のようちえん まるたんぼう」にてワークショップ体験を行いました!
「子育て王国 鳥取県」にある一風変わった保育施設“森のようちえん まるたんぼう”。そんなまるたんぼうで行われているしぜん保育の体験を通して、森のようちえんで行われていることや、保育士のお仕事について、そして自然の中で保育を行う事の大切さなどについて迫りました!
ワークショップ内では山中園長によるしぜん保育についてのレクチャーや、子どもたちとの水遊び体験、智頭町内にある藍染工房「ちずぶるー」さんによるあいぞめワークショップなどしぜんを全身で感じられる内容が盛りだくさん!最後には園長先生や保育士の方々へインタビューも行いました!
このページでは、ワークショップに参加してくれた皆さんの感想やインタビューの内容、そして森のようちえん まるたんぼうでの一日をしょうかいする「まるたんぼうでのとある一日」をけいさいしています!
どうぞごらん下さい!
●森のようちえんとは
森のようちえんとは、幼児(0歳~7歳くらい)の子どもを対象にしぜんでの体験を大切にしながら保育や教育などを行うしせつのことです。
鳥取県のとくちょうでもある豊かな自然をぞんぶんに活かした、森や里山を中心に活動を行っている森のようちえんが県内に7つあります。
まるたんぼうでのとある一日!
森のようちえん まるたんぼうでのとある一日についてしょうかいします!
しょうらい保育士になりたい人、
保育士のおしごとに興味のある人は参考にしてみてね!
9:00 先生たちがそろって集合場所へ
先生たちでそろって子どもたちが集まる集合場所へ向かいます。
全員がそろったら、朝のお集まりをして今日一日のことをみんなにお話します。
午前の活動
まずは今日の活動場所にとうちゃく!自然あふれる森の中でたくさんあそびます!
今日は川で水あそびをして大盛り上がり!
お昼ご飯
お腹がすいたら、お弁当を食べます。
お腹がすいたら食べるので、11時に食べる日もあれば12時に食べる日もあります。食べる場所も毎日自由です。
午後の活動
午前の遊びの続きなど好きな遊びをして遊びます。
岩にのぼったりゆうぐであそんだり…
子どもたちの数だけたくさんの楽しみがあります!
15:00 お迎えのじかん
一日の終わりのじかんが近づいてきました。
今日一日楽しかったことや頑張ったこと、明日やりたいことなどを発表してみんなで分かち合います。元気いっぱいにお別れのあいさつをして一日の活動が終了になります。
16:00 一日のおしごとをぎょうむ日誌にまとめる
一日のあったことをぎょうむ日誌にまとめます。
次の日の計画を立てたり、季節のイベントへ向けた先生どうしの話し合いを行ったりもします。
17:00 帰宅
日々の子どもたちの成長が一番のやりがい!
明日も子どもたちに負けない元気でがんばるぞ!
保育のおしごと体験キッズレポート!
ここからは「保育のおしごと体験してみた! しぜん保育探検編」に参加してくれた5名の小中学生によるキッズレポートになります!
山中園長によるしぜん保育についてのレクチャーや子どもたちとの水遊び体験、智頭町内にある藍染工房「ちずぶるー」さんによる藍染めワークショップなども行い、それぞれが保育士のおしごとの内容や魅力について体感しました!
しょうらい保育士さんになるキッズレポーターもいるのかな?
みんなも保育士のおしごとや鳥取県のしぜん保育にきょうみを持ってくれたらうれしいな!
みどりゆたかな智頭町の新田地区にしゅうごう!
まるたんぼうの活動場所へむけてハイキング開始!
だいしぜんの中での朝の会に参加!
しぜん保育についての説明もうけたよ!
しぜんの中での遊びを体験!
仲良くなれたかな~?
あいぞめにもちょうせん!
きれいにできるかな?
絵本のよみきかせに挑戦するシーンも!
みんなねっしんに聞いてくれたね!
最後は子どもたちの乗ったバスをお見送り!
一日ありがとうございました!
参加しようと思った理由は、私の保育園もまるたんぼうと同じように山の中にあり、私も山の中で育ちました。イノシシに出会ったりもしました。このように、山とのふれあいは私にとって身近な存在で、今度は私が子どもと一緒に山でふれあいたいと思ったからです。
●インタビュー
質問1:今までで1番楽しかったことは何ですか?
先 生:まるたんぼうの子供たちが大きくなって山にもどってきてくれたことです。
質問2:おしごとをしてて大変なことは何ですか?
先 生:寒いときにも子どもの安全のために冷たい水につかったり、あと虫よけのためのけむりをたいている時にはとてもけむたいです。
質問3:いつも子どもと触れ合っていて思うことは?
先 生:子どもが失敗してもむやみに止めないことが大切だなと感じます。こどもの発想や成長ぶりの驚かされることがたくさんあります。
●感想
いつもはできない遊びや植物などにふれられてとても楽しかったです。いろんな子のあそび方が分かってよかったです。
参加しようと思った理由は、森のようちえんということばを初めて聞いて、どういうことをしているのかが気になったからです。
●インタビュー
質問1:しぜん保育を行う中で大変なことは何ですか?
先 生:天気によってふだんの活動が左右されるます。天気のわるい時に子どもの安全を気づかったり、時に冷たい水の中に入ることもあります。
質問2:何年くらいしぜん保育をしていますか?
先 生:まるたんぼうに来てからだいたい8年がたちます。(スタッフ)
質問3:楽しかったことは何ですか?
先 生:ねんどでかまどを作ったことや、天気がいい日に子どもたちのこえをねころびながら聞くことです。
●感想
雨の日や晴れの日もみんな元気にあそんでていいと思いました。みんななかよしでおもしろかったです。
参加しようと思ったきっかけは、中2の時の企業体験で、保育園に行かせていただく予定だったのですが、コロナの影響でなくなってしまったので、今回「保育のおしごと体験してみた!」に参加することで少しでも将来に役立てるためです。
●インタビュー
質問1:しぜん保育で困ることは何ですか?
先 生:暑さや寒さ、そして様々な天候の中で子どもの安全管理を行うことです。
質問2:しぜん保育で働くのに必要なことはなんですか?
先 生:自然の中にある色々なものが、遊具や玩具になるように工夫を凝らすことです!
質問3:運動会といった行事はどこでしますか?
先 生:山や田んぼですることが多いです。卒業式も今いる広場で行っています。
●感想
森のようちえん まるたんぼうでは、子どもが自分たちで考えて行動することを大切にしていました。自然に親しむ中で、自分たちで問題の解決へ向かっていこうとすることが出来ているのだと思いました。
森が好きで、自分もまるたんぼうにかよっていたからです。だから子どもの気持ちをそうぞうできると思ったからです。
●インタビュー
質問1:何でこのしごとをえらびましたか?
先 生:自分が野山で遊ぶことが好きで子どもと関わりたかったからです。
質問2:大変だと感じるのはどんな時ですか?
先 生:自分の思いが子どもたちのじゃまになってしまわないように気を付けることです。
質問3:これからもこの仕事を続けたいですか?
先 生:続けたいです!
●感想
あらためて森は自由で楽しいと思いました。
森にいるとひまな時がなくていいと思いました。
自分の気持ちだけじゃなく子どもの気持ちをじゃましちゃだめだと思いました。
参加しようと思ったきっかけは、保育士のしごとに興味があったからです。
●インタビュー
質問1:しぜん保育で大変なことは何ですか?
先 生:場所やかんきょうが常に変化するので、ずっと気をはっていることです。
質問2:まるたんぼうには何才の子どもが通っていますか?
先 生:2才~5才くらいまでの子どもが通っています。
質問3:しぜん保育の仕事でうれしいことは?
先 生:しぜんの中でいやされることや、子どもたちと遊んでいるととても嬉しい気持ちになります。
●感想
自分が通っていた保育園とはちがった生活の仕方だったので、初めてしることがたくさんありました。
森のようちえんスタッフからのメッセージ!!
この度は智頭町の森へ来てくださってありがとうございました。
参加者のみなさんが、園児のブランコ遊びを見守ってくれたり、
川遊びのあとの着替えのお世話をしてくれたことを園児はとてもうれしそうにしていましたね。
私たちスタッフはみなさんと森の中で遊んだり、火おこしをしたことも楽しかったです。
薪を拾い集めたり、マッチが最後の1本になったり…。
インタビュータイムでは、みなさんが熱心に自然保育や私たちの仕事について質問してくださったのが印象的でした。
まるたんぼうでは玩具や遊具がない自然の中で遊ぶことを大切にしています。
みなさんが身近な自然に触れ合う時には、そのことを思い出して、
ぜひたくさんの遊びを想像力豊かに見つけてみてくださいね。
きっとどこにいても楽しく生きていけるはずです。