鳥取を観光する人たちに人気のスポットを紹介します。
温泉でくつろぐ
古くから病気や傷を治すことを目的に温泉につかった湯治湯として、たくさんの温泉があります。旅館やホテルに泊まってゆったり温泉を楽しむこともできます。岩美町の岩井温泉は山陰最古級の温泉。近くには３軒の旅館と１軒の公衆浴場があり、江戸時代からの入浴法「湯かむり」の風習や唄が受け継がれています。鳥取駅周辺の温泉は、吉岡、浜村、鹿野温泉も含めて「いなば温泉郷」と呼ばれています。県中部には、世界有数のラジウム含有量を誇り、医療にも活かされている三朝温泉と、はわい・東郷・関金温泉を含む「とっとり梨の花温泉郷」があり、県西部の米子市には海辺に源泉がある皆生（かいけ）温泉があります。
豊かな自然で遊ぶ
鳥取県は豊かな自然がたくさんあります。知名度の高い鳥取砂丘は日本海に広がる美しい海岸砂丘で、観光できる砂丘としては日本最大級の広さです。らくだ乗り体験やパラグライダー、サンドボードなどのアクティビティも楽しめます。中国地方でいちばんの高さを誇る大山は、大山隠岐国立公園に指定された緑豊かな山です。高さは1709メートルで、希少な植物も多く見られます。また、県内のどの市町村からも天の川が見え、流れ星も見やすく、きれいな夜空を楽しめることから鳥取県は「星取県」としてPRしています。
まち歩きを楽しむ
倉吉市の玉川沿いには文化財として価値が高い歴史的な町並みの伝統的建物群「白壁土蔵群」があります。町並みは室町時代につくられた打吹城の城下町がもととなり、江戸時代には陣屋町として整備されました。ここに暮らす人々が長い年月をかけて育んできた風情ある町並みは歩くだけで楽しくなります。鳥取市鹿野町には城下町から宿場町へと発展した町並みがあり、400年たったいまでも、小さな水路には水が流れ、伝統工芸の菅笠の飾られている家もあります。また、歩いて楽しい場所といえば、境港市の水木しげるロード。「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターの着ぐるみにも出会えるかもしれません。
