鳥取県(とっとりけん)には4つの市と14の町、1つの村があり、
それぞれに特色(とくしょく)を持っています。
鳥取市
城下町として栄えた鳥取市は豊かな歴史・文化の宝庫。鳥取砂丘をはじめとする豊かな自然や温泉、歴史ある鳥取城跡や「因幡の白うさぎ」の神話で知られる白兎神社などがある一方、子育て・教育環境や医療機関が充実した利便性の高い町です。人口は約18万人。鳥取砂丘コナン空港と羽田空港を1日5往復運航しています。
もっとくわしく見る倉吉市
鳥取県中部にある人口約5万人の町。打吹玉川地区に倉吉市白壁土蔵群などの歴史的景観を残しています。山陰屈指の古湯・関金温泉など名湯も多く、最近では「クライミングの聖地」として、スポーツクライミングの施設を整備し、国内外の選手の合宿にも利用されています。2025年には新たに鳥取県立美術館が開館します。
もっとくわしく見る米子市
山陰のほぼ中央に位置し、交通の利便性が高い都市。人口は約15万人。米子城跡の天守台からは、大山や中海、日本海、米子市街地が一望できます。とくに一年のうちに数日しかみられない大山山頂から昇る朝日「ダイヤモンド大山」や、中海に沈む夕日「オレンジロード」は絶景。海辺にある皆生温泉は観光客にも人気です。
もっとくわしく見る境港市
鳥取県西部の北端にある人口約3万3000人の「さかなと鬼太郎のまち」。日本有数の漁獲量を誇る「境漁港」、重要港湾の「境港」、国際空港の「米子鬼太郎空港」の3つの港を有し、豊かな水産資源や水木しげるロードをはじめとする観光資源も豊富。2022年に開館した「みなとテラス」には子どもが楽しめる市民図書館もあります。
もっとくわしく見る若桜町
鳥取県東南部に位置し、人口は約2900人。標高1000m以上の山々に囲まれ、面積の95%以上を森林が占めています。若桜鉄道の終着駅・若桜駅構内にはSLを展示。宿場町として栄えた若桜宿を中心に山間部に集落が点在し、助け合い文化が残る町です。冬は積雪があり、氷ノ山ではスキーやスノーシューなどを体験できます。
もっとくわしく見る智頭町
スギの産地として知られる智頭町は面積の9割以上を森林が占めています。岡山県北部と隣接し、豪雪地帯に指定されています。人口は約6,000人。宿場町「智頭宿」は観光名所で、国重要文化財の石谷家住宅周辺では、「智頭宿ハイカラ市」や「雪まつり」など季節のイベントが催されます。
もっとくわしく見る八頭町
鳥取県東南部を流れる八東川流域にある町。人口約1万5000人の、のどかな山間をレトロなデザインの若桜鉄道が走り、花御所柿などのフルーツが豊富。ミニSL博物館や養殖場の釣り堀など子どもの楽しめるスポットも。ライダーが集う「隼駅」、自然養鶏とお菓子の製造や販売を手掛ける「大江ノ郷自然牧場」などは、県外から多くの人が訪れています。
もっとくわしく見る三朝町
鳥取県中央にある人口約6000人の町。三徳山の断崖絶壁に建てられている国宝・三佛寺投入堂や名勝の小鹿渓など自然の中に歴史を感じられるスポットが多くあります。旅館が軒を連ねる三朝温泉は、免疫力や自然治癒力を高めるとして、世界屈指のラジウム温泉が有名です。これらは日本遺産に認定されています。
もっとくわしく見る湯梨浜町
東郷湖から湧き出る温泉、大地がはぐくむ二十世紀梨、そして日本海に広がる白い砂浜」という町の特色をイメージして名付けられた湯梨浜町。東郷湖は周囲が約12kmの汽水湖で、山陰の八景の一つ。シジミが名産です。東郷湖の西岸に「はわい温泉」、南岸に「東郷温泉」があり、足湯スポットもたくさんあります。
もっとくわしく見る琴浦町
鳥取県のほぼ中央にある人口約1万6500人の町。大山と日本海に接し、山にも海にも恵まれた自然豊かな土地で農業や畜産業が盛んです。「白バラ牛乳」で知られる大山乳業の工場もあります。海岸一面の丸い石が、打ち寄せる波で「カラコロ」と鳴る「鳴り石の浜」は、よくなるパワースポット。夕日に輝く海も見どころの一つです。
もっとくわしく見る北栄町
日本海沿いの北条砂丘に建つ風車がまちのシンボル。農業が盛んで、大栄スイカや砂丘畑でつくられる長芋が特産です。漫画家の青山剛昌さんの出身地であることから「名探偵コナンに会えるまち」として、関連施設やコナンのブロンズ像、石製モニュメントの展示など、いろんな場所でコナンのキャラクターに出会えます。
もっとくわしく見る大山町
鳥取県西部に位置し、中国地方最高峰の大山の頂(標高1729m)を有する町。登山やスキーはもちろん、大山寺や大神山神社などの観光資源も豊富です。ブロッコリー、白ネギなど農畜産物もたくさんあり、日本海に面した地域ではサザエ、ヒラメ、ハマチなどの漁業も盛んです。四季折々の風景が楽しめる海と山の恵みがいっぱい。
もっとくわしく見る日吉津村
県内唯一の村で、米子市に囲まれています。人口は約3500人。面積は4.2平方kmで、日本で4番目に面積が小さな村ですが、大型ショッピングモール、病院、学校などが集まっていて、便利な暮らしができます。4月に見ごろを迎えるチューリップ畑周辺では、毎年マラソン大会が開かれています。
もっとくわしく見る南部町
米子市の南に位置し、多様な動植物が生息する豊かな里地里山環境が自慢の町。人口約1万人。国内最大級のフラワーパーク「とっと花回廊」では、季節の花々と大山を背景に一面に広がる花畑が楽しめます。ブロッコリー神社やトトロ神社と呼ばれる「客神社」は田んぼの真ん中にあり、写真映えスポットとして人気です。
もっとくわしく見る伯耆町
鳥取県西部に位置し、人口は約1万人。米子市から車で15分ほどのところにあります。伯耆町から見える大山は「伯耆富士」「伯耆大山」と呼ばれています。大山や野上川の流域にあり、水がとてもきれい。地元の酒米で作った「どぶろく」や「大山Gビール」など、水をいかした特産もあります。
もっとくわしく見る岩美町
鳥取県の東北端、北は日本海、東は兵庫県に接した「海と山と温泉のまち」。山陰海岸ジオパークに属し、青く澄んだ海と緑豊かで美しい自然が魅力。夏は海水浴をはじめ、シーカヤック、シュノーケル、SUPなどが楽しめます。松葉がに、モサエビ、岩ガキ、白イカなど海産物が豊富で、1200余年もの歴史を誇る岩井温泉があります。
もっとくわしく見る日南町
鳥取県の南西端にあり、人口約4200人。中国山地のど真ん中にあり、林業が盛ん。軽登山に適した標高1000m級の山が周囲を囲んでいます。日野川源流の渓流では、沢登りや紅葉トレッキングが楽しめます。旧日野上小学校では、11月上旬に大イチョウが黄色に色づき、町内外から多くの人が見物に訪れています。
もっとくわしく見る日野町
鳥取県西部にあり、南は岡山県に隣接しています。人口は約3000人。毎年秋から冬にかけて、越冬のために飛来したオシドリが日野川でたくさん見られます。観察小屋にはライブカメラも設置。宿場町として栄えた根雨は、たたら製鉄で栄えた地域でもあり、風情ある街並みが残っています。
もっとくわしく見る江府町
鳥取県西部にあり、奥大山と呼ばれる地域。日本でも最大規模のブナ林が広がっています。木谷沢渓流は、木々に囲まれ、清らかな水が流れる散策道が人気。各所に湧き水ポイントが点在し、サントリーの奥大山の天然水の工場もあります。近くにはキャンプ場やブルーベリー狩りが楽しめる観光農園もあります。
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